毎年6月第3日曜日は父の日です。母の日に比べて、父の日のプレゼントに悩む方は意外と多いですね。
女性はプレゼントを貰うことに対して素直に喜べる方が多いですが、男性はプレゼントそのものに対して抵抗感がある方が多いです。さらに身も蓋もない事ですが、父の日という記念日そのものに対して意味を感じない男性も多いため、プレゼントには母の日以上に気を使う方も多いです。
実父ならまだしも、義父ならその苦労は尚更ですよね。
さて、2015年の父の日は6月21日です。梅雨まっただ中ですので、なるべく早い段階でプレゼントを用意しておくことをオススメします。今回は、父の日のプレゼントで比較的喜ばれるもの、定番のグッズや意外なアイデアなど、父の日のプレゼントで何がいいか迷う方のお役に立てるよう、いくつかネタをピックアップしてご紹介しますね!
父の日のプレゼントで喜ばれるモノはズバリ!?
父の日のプレゼントは何がいいか本当に気を遣いますよね。男性の多くは、プレゼントを貰うことに慣れていない方が多いので、あまり実用的でないものをプレゼントしても、リアクション0で「・・・」となってしまうことも多いです。ですから、モノを渡そうと考えている方は、実際の生活や仕事の中で使ってもらえそうなモノという観点で探されることをオススメします。
しかし、実は父の日のプレゼントでどんなモノよりももらって嬉しいと思って頂けるプレゼントがあるんです。それが・・・
一緒に食事に行くことです。
男性は女性と違って、積極的に自分からコミュニケーションを取らない人が多いです。元々そうしたコミュニケーションが苦手な方もいますし、好きなんだけどどこか気恥ずかしいという気持ちの方もいます。これは男心ですので女性は是非理解してあげて下さいね。
父の日という記念日にかこつけてこちらから食事に誘ってあげることで、「記念日だからと無理矢理誘われて、仕方がないから渋々食事をした」というメンツを保つことができますので、父の日のプレゼントしてはパーフェクトなんですね。ほぼ100点と言ってもいいでしょう。
お父さんは実は寂しがり屋さんが多いので、本当は家族でもっと食事を楽しみたいと思っている可能性は高いです。ですから、こういう形で食事をすることで、普段はしない会話が弾むかもしれませんし、いつもお父さんが何を考えているかを知るいい機会になります。逆に、自分が何を考えているか、父親(義父)に対してどんな想いを抱いているかを伝えられる良い機会にもなります。
また、定年退職された男性は、社会との関わりが無くなることで極端に社会性が失われてしまいます。コミュニケーションに対する寂しさを常に持っている男性は意外と多く、食事に誘って会話するというのは、本当に喜んで頂けると思いますよ。
さらに子供がいれば家族全員で手紙を書き、子供からのメッセージも自筆で添えれば、カワイイ孫からのメッセージに涙するかもしれません。ついでにマッサージをしてあげてもいいかもしれませんね。お父さんの背中を触る機会は大人になったら中々もてませんので、提案されてみても良いかと思います。
父の日プレゼントの定番はこれだ!
先程は食事の提案をしましたが、やっぱりモノをプレゼントしたい!という方もいるでしょう。そこで、本章では独自のリサーチに基づき、どんなプレゼントが喜ばれたか、どんなプレゼントのアイデアがあるか、何が喜ばれるかについて実例を踏まえてご紹介していきます。
服(ネクタイ・ポロシャツ・靴下など)
一番喜ばれる父の日プレゼントの定番は、やはり洋服です。女性は好みがあるため洋服をプレゼントするのはNGのケースがありますが、男性はあまりこだわらない方が多いので、ネクタイやポロシャツ、靴下など実用的な服をプレゼントする方が圧倒的に多いです。
また、受け取った父親もまんざらでは無いケースがほとんどです。清潔感があってシンプルなポロシャツ等は、何枚あっても邪魔にはなりませんからね。
小物(財布・ベルト・腕時計 など)
次に多いのが小物類です。財布やベルト、腕時計などは、なかなか自分で買いに行こうとは思いません。しかし、プレゼントされるとかなり嬉しいアイテムですので、プレゼントとしては最適ですね。
モノを大事にするお父さんでしたら、一生モノとして大事に使ってくれるかもしれませんので、是非良質なモノを選ぶと良いでしょう。
生活必需品(い草枕・スリッパ・パジャマ・甚平・作務衣 など)
意外と喜ばれるのが、生活の中で役立つグッズ類です。い草枕はかなりピンポイントですが、い草の香りが癒やし効果になるのでしょうか、父の日プレゼントの大ヒット商品の一つになっています。年齢を重ねてくると、日本人は畳に安心感を覚えるものなんですね~。
また、心地良いパジャマも大変喜ばれるケースがあります。考え方は一緒ですよね。普段の睡眠が快適になるという実用性が、喜ばれる要因になっていると思います。
甚平や作務衣なども渋いチョイスですが、逆にその渋さが喜ばれるポイントかもしれません。自分で甚平や作務衣などを買うと、格好つけているようで気恥ずかしいですが、プレゼントされれば堂々と着ることが出来ますので、プレゼントとしては最高でしょう。
その他(手紙・お小遣い など)
定年退職した父親向けのプレゼントでしたら、少額のお小遣いも良いでしょう。自分が家族を守る立場になったということ、また、恩返しの意味も込めてお小遣いを渡すという主旨の手紙を添えれば、父親は比較的納得して受け取ってくれるものです。
後は父親の特徴や癖などを踏まえた実用的なグッズをプレゼントするものアリです。例えば、汗かきの父でしたらミニタオルや手ぬぐいをプレゼントしても良いでしょうね。この点については、母の日と同様、父親にプレゼントを渡したいという想いがとても大切だと思います。
父の日のプレゼントのアイデア一挙公開
モノは一通り渡してしまった、あるいは、モノだと面白くないので全く別のアイデアが欲しいという方向けに、生活用品や洋服以外のプレゼントについて、様々なアイデアをご初回します。
アイデア(温泉旅行・湯のみ など)
どうしてもプレゼントするモノが思い浮かばない場合は、思い切って、温泉旅行などを企画されてはいかがでしょうか?地方の温泉を堪能できる温泉券をプレゼントしてもいいですよね。温泉が嫌いな日本人男性はほとんどいないと思いますので、大変喜ばれること間違いないです。
普段お茶を飲まれるお父さんでしたら、名前を刻んだ名入り彫刻湯のみをプレゼントするのもアリですね。お茶ではなくコーヒーや紅茶を飲まれるお父さんでしたら、マグカップやカップに名前を刻んだり、オリジナルのラベルを貼ってプレゼントしても良いですよね。毎日のお茶やコーヒー時に、いつも思い出してもらえるのでオススメですよ。
普段食べない食材(果物・鮮魚・野菜・焼酎 など)
自分ではわざわざ買わないけれども、貰ったら嬉しい食材ってありますよね?北海道だったらカニやウニ、たらこなどの海鮮系、博多でしたら明太子や高菜、伊勢海老や各地の新鮮な野菜など、絶対美味しいに決まっている食材をプレゼントするのも良いアイデアだと思います。
お酒好きのお父さんでしたら、焼酎や日本酒などの定番以外のモノ、地産のお酒などが良いですね。ボトルに名前を入れて贈ったら大変喜ばれたという方も実際にいらっしゃいますよ。ご家族みんなで楽しめるよう、おつまみセットを送るのもアリですね。
家族で楽しむという流れで考えれば、お茶と和菓子のセットやお花と果物のセットなども良いでしょう。プレゼントの時だけ開封してもらい、喜んで頂けたらその後の作業は女性陣が受け持てれば最高ですね。
どうしても好きな食べ物が分からないようでしたら、お母さん(姑さん)や親しい親族の方にお父さんの好みを聞いて、それを送るのもアリですよ。
健康・美容関連グッズ
意外に思われるかもしれませんが、化粧品やひげ剃り後のクリームや育毛剤などをプレゼントして喜ばれるケースもかなり多いです。
男性は自分で化粧品売り場に行ったり美容関連のグッズ売り場に行くことは少なく、行ったとしても知識が無いためよく分かりません。ですから、欲しいとは思っていても、実際にどのような化粧水等が自分に合っているのか分からない事が大半です。髭剃り後のクリームなどは毎日のことですので、大変喜ばれると思いますよ。
あとは、お父さんというのは大体が不健康ですので(笑)育毛剤や血圧計、体脂肪等の計測器など健康に気を使えるグッズにも良い反応を示します。
趣味に関連したグッズ
お父さんに趣味があれば、その趣味に関連したプレゼントも大変良いアイデアですね。
ゴルフが趣味でしたら、ゴルフボールやキャップ・サンバイザー、手袋やティーなどが良いですね。クラブは本人がこだわっているケースがほとんどですので、周辺のグッズや小物などをチョイスするのはスマートです。
釣りが趣味でしたら、帽子やサングラス、ポロシャツやタオル、クーラーボックスや弁当箱など、クルージングが何倍も楽しくなるグッズをプレゼントし、「今度一緒に釣りに連れていって!」と手紙を添えれば100点満点でしょう。ゴルフと同じく、釣り竿やルアーなどはこだわりがある場合が多いので、完全にノータッチがオススメです。
他にもアロハシャツやセカンドバッグや扇子などもオススメです。聞くと「あ~なるほどね!」と思えるようなアイデアは、考えれば他にもいくつか思いつくかもしれません。是非、楽しみながら考えてみて下さいね。
まとめ
父の日のプレゼントは、なるべく実用的なモノを選ぶのが喜ばれるコツです。また、何よりも喜んでもらえる可能性が高いのは、一緒に食事に行くことです。モノにこだわりたい方は、増えても支障がない洋服や生活グッズなどを中心に、実用的で今すぐ使えるモノを中心にプレゼントを選べばハズレは少ないでしょう。
たまにはサプライズで驚かしたい場合は、旅行を企画してあげたり、普段は絶対食べない食材をプレゼントするなどして、家族みんなで楽しめる企画を考えても良いでしょう。
普段はあまりコミュニケーションを取らない父親と向き合って会話できる良い機会ですので、是非この記事を参考に、事前にじっくりと検討されてみることをオススメします。
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