野球好きだったら一度は訪れたい甲子園球場。 通常のプロ野球だったら巨人阪神戦があったり、春と夏なら高校野球が開催されていますよね。
プロ野球はいつでもやってるからテレビで観戦するのも良いですが、高校野球はリアルで見てみたいな~と思った妊婦のあなた。
出産するまで待てませんか?(笑)
「いいえ、待てません!!」という心の声が聞こえてきそう(笑)。
ということで、妊婦さんが甲子園で野球観戦する際の注意点についてまとめました。
甲子園の観戦に妊婦が行っても大丈夫?
やはり、通常時よりも色々な事に気を遣ったり準備することがとても大切です。
甲子園での野球観戦の事前準備
当日になって慌てて準備に追われたり、「あれを持ってくればよかった~」と後悔しても後の祭りです。まず、前日の夜までに用意しておくものや調べておくべきことを確認しましょう。
まず最初に考えるべきは、暑さ対策です。
夏の甲子園の高校野球を見たいということでしたら、とにかく熱中症対策が必要です。手袋、タオル、帽子の持参はもちろん、水筒の持ち込みも許されていますので水分補給対策もバッチリ整えましょう。また、日差しも強いので日焼け止めクリームも忘れずに。
甲子園ではエリア毎に座席が分かれており、料金や座席環境が異なるのでそちらも併せて確認することをオススメします。
→ 席環環境についての詳細な記事はこちら
妊婦さんでしたら、中央特別自由席が一番ゆったりしていてオススメです。ただし競争率も高いですが・・・あとは、一・三塁側にある特別自由席が唯一前売り券を購入できる座席ですし、中央特別自由席と一・三塁側特別自由席だけ屋根(銀傘)がついているので、日差しの直射を避けることができます。
ただし、一・三塁側特別自由席は少しだけ席幅が狭いのでそこは覚悟が必要です。
アルプス席は、高校野球の関係者が多く陣取っており、人数が増えると移動を促されてしまうことがあったり、背もたれが無かったりで大変な面があります。ただ、空いている状況で応援する人の数が足りない場合などはうちわを渡されて一緒に応援を要請されることもあったりして、意外と楽しめるケースもあります。 しかし、妊婦さんでしたらリスクの方が大きいので、アルプス席は避けた方が無難でしょう。
次に用意すべきは、意外かもしれませんが、寒さ対策です。というのも、たとえ夏であっても日中は太陽がサンサンと照らしているため暑いですが、日が陰ると一気に寒くなることがあります。念のため、バッグの中にカイロを1枚入れたり、カーディガンを畳んで入れておくと万全です。
あとは、お尻に敷くクッションも持参した方が良いです。昔からよくある座りにくい座席ですので、妊婦さんが半日以上じっと座っているのは正直ツライと思います。普通の状態だったら起立して応援したり、はしゃいだりできるのでそれほど気になりませんが、妊婦さんでしたら念のため用意しておくと無難です。
あと、甲子園球場の階段は結構急です。スタンドに入ってしまったらエレベーターなどは当然ありませんので、急な階段を昇り降りする必要があります。上段から俯瞰するように試合を見たい!という場合を除けば、グラウンド側の席を陣取るのが一番安全でしょう。
忘れてはならないのが、ファールボール対策です。外野席はあり得ませんが、それ以外の席でしたらファールボールが飛んでくる可能性が0ではありません。同伴して頂く方にグローブを持参してもらうとか、ファールボールが来たら受け止めるバッグやら道具を用意しておけば、胎児も安全ですね。
・・・という感じで、荷物が非常に多くなってしまうかもしれませんが、出来る範囲で準備をしておきましょう。準備が足りなくて後悔することがあっても、充分に準備し過ぎて後悔することはきっと無いですから。
甲子園への移動手段
最初の問題は移動方法です。 どのタイミングで観戦に行くかにもよりますが、例えばナイターの巨人阪神戦や高校野球の決勝戦などは、毎年猛烈に混雑しています。
電車で移動する場合、最寄り駅は阪神電鉄本線の甲子園駅から海側に2~3分歩けばすぐに着くので移動距離自体は短いというメリットがあります。ただ、混み具合によっては電車での移動も危ないかもしれません。近くにダイエーがあるので、少し早めに家を出てお茶をしながらゆっくり向かうなど工夫しましょう。
車で移動する場合は、ダイエーに駐車場がありますのでそこに止めるのが安全でしょう。でも、観客数が多くて混む日はあっという間に駐車場も満車になってしまいますので、やはり早めに出発することをオススメします。2,000円以上の買い物で2時間無料ですから、お土産を買っておくと良いですね!
甲子園球場にエレベーターはある?
残念ながら、大阪ドームのようなエレベーターはありません。座席へは自分の足で行くしか無いので諦めましょう。
ただ、場合によっては車いす専用入り口から入れてくれるケースもあるようですので、甲子園球場に事前に電話するか、あるいは当日球場係員に相談してみましょう。
まとめ
妊婦さんはいつ何が起こる分かりませんし、野外の野球観戦は体力の消耗も激しいです。
敷地内に救護室がありますので、気分が悪くなりそうになったり、異変を感じたらすぐに座席を離れて救護室に行くようにしましょう。もちろん、球場に到着したら救護室の場所を確認しておくことも忘れずに。
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