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ちょっぴり切ない80年代卒業ソング【邦楽編】~あの頃へタイムスリップ~

音楽
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散りゆくサクラの中で、ただそれを見ているだけではなく、次の季節へ向かっているんだなと感じる。

”サヨナラ”の後には”初めまして”が・・・。卒業は寂しさの中にも必ずステップアップできる何かが隠されているものです。

新しい自分への挑戦!あの頃の、そしてこれからの卒業から思うことはどんなことでしょうか?

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卒業~斉藤由貴~

自分の「卒業」は、何からサヨナラをすることなんだろう?新しい自分に向かってゆく人、そして自分は取り残される?・・・きっと、涙を流しながらも前へ進む、これまでの自分との「卒業」も必要なんですよね。

大好きなボーイフレンドと離ればなれになるときがやってくる。卒業とは、それぞれの道を切り開いて行くとき。2人の行く先が重ならなくても、そこへ向かって行くんです。

誰かと離れるとき、まだ新しい出逢いのことなんか考えていられないよね。寂しさの胸の痛みを「また逢えるよ」って口先の約束で隠しながら、まだ先を見る余裕も無いのかもしれません。

だけど、相手は遠くへ行ってしまう(この歌では、おそらく彼氏は東京へ)のは夢や希望があるから。そこへ気持ちは歩き始めています。・・なんだか「木綿のハンカチーフ」と同じパターンですね(^^;

駆け出す彼を引き止められませんよね。この悲しみからの卒業は自分も前を向いて行くということ。これからのステキな出逢いに期待して、立ち止まっているばかりの自分はもうサヨナラしなくちゃね♪

卒業写真~荒井由美~

ある時突然に思い出す「あの日」。それは時間が経つほど美しくなっているものです。

思い出は、アルバムとそして記憶の中では色あせることがないまま残っています。いつもは思い出すことも無いような青春の日々と、ふいに向き合ったときに直視できるでしょうか?

輝きすぎていた時間は、眩しすぎてきっと今の自分は動けなくなる。憧れだったあの人は、面影もそのままで現れた。その輝きが声を掛けることをためらわせてしまった・・・。

純粋さを忘れた訳じゃない。少し、大人になっただけだよね。そんな「あの頃」とは変わってしまっている自分に気がついて、青春時代が「それで大丈夫?」と問いかけてくる。

変わらずステキなあの人のように、自分もステキでいられているだろうか?

そうやって懐かしさと対話しながら、今の自分を見直してみる。あれが青春だったんだと思い返せる程年を重ねたってことだね。

想い出がいっぱい~H2O~

憧れは、今どんな形で自分に残っていますか?あの頃は若かったと、笑えたりするものです。

あの頃信じていた物は、本当だったのか今の自分にはどう見えていますか?

しかし、年を重ねるごとに想い出話が多くなるのはなぜなんでしょうね?年々1年が早くなってゆくように感じるのと同じだと思うのですが、毎日の生活の中に変化が少なくなってきているから、自分のターニングポイントが見つけにくくなっているのでしょうね。

流れるように1日が終わり、生活にスパイスが無いから、昔の話ばかりになってしまうのかな・・・。

何もかもに一生懸命だったあの頃、思い出すと自分がどんなだったかを知ることができる。そう、大人って案外ツラくて厳しいの(><)

いつか王子様が迎えに来てくれる・・・ってだんだん信じられなくなってしまうんだよね。泣きながら、耐えながら、いろんなことを乗り越えて、また更に大人へ。自分でがんばらないとやってゆけないのよね。

歌の中でのシンデレラ、踊り場でふと足を止めてしまうのは、振り返ったときに王子様がいると確認してみたくなったから。

振り返っても「あれ?いないっ!王子様は?」って。もうすぐ12時になってしまうのに・・・。少女だったと懐かしむときがきてしまった。

同じようにガラスの靴を落としても、もう王子様は待たないの。大人になった少女は、その分強くなっているから。

そして、自分で靴を両足揃えて、しっかりと前へ歩いて行くんだよね。

1枚の写真から甦るあの時。今の自分から見たら「甘かったな~」なんて笑ってしまうよね。

まとめ

卒業とは、ひとつ新しい自分へ踏み出すためのターニングポイントです。

大人になれば、そのタイミングを自分で切り開いて行かなければいけません。昔見た理想の自分になっていますか?

たまには、アルバムを片手にタイムスリップをしてみるといい。そしてあの頃の自分の気持ちを取り戻してみましょうよ。

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