数えきれないクリスマスソングの中で、日本人ならではの感情が詰め込まれたクリスマスの曲があります。
美しい鈴の音に、どんな想いが込められているのでしょうか?
日本では、クリスマスって家族より恋人を連想する事が多いみたい(^^;
クリスマス・イブ~山下 達郎~
クリスマスの夜に、伝えたい気持ちがある。街のざわめきに背中を押されて勇気を持てた。そんな輝く街の中で、気持ちだけが取り残されてゆく・・・。1980年代の発売された楽曲で、日本国内における売り上げが最も多いシングル。なんと現在でもクリスマスのシーズンにはチャートインしてくるんです(^o^)
今夜こそはと、彼女を待つクリスマスの夜。普段は持てない勇気もクリスマスなら・・・と思えるのはなぜなんでしょう。
冷たい雨の中、輝くクリスマスの街にたたずむ1人の男。
胸に秘めてきた想いを、今夜伝えられなければ、きっともう彼女を待つ事はしない。そう心に誓っていたのに、現れない彼女・・・。
望まないまま時計が回り、そして日付が変わる頃にはホワイトクリスマスになるんだろう。
おそらく君は来ない・・・だからこれでおしまいだよって分かっているけど、止まない雨のように想いも消えてはくれないよ。
キラキラのイルミネーションの中で、幸せな笑顔と笑い声の中、自分の想いだけが取り残されてゆく。
切ない気持ちが、クリスマスの街で場違いのように涙を流す。
静かな静かな、クリスマスの夜・・・・。
クリスマスキャロルの頃には~稲垣 潤一~
近すぎて見えなくなる、そんな気持ちを確かめたくてクリスマスまでの時間をどうやって過ごすかを考えてみたい。クリスマスに心のわだかまりは無くしておきたいから・・・。
秋元康の作詞で、男の視線でクリスマスまでの想いを歌います。
必要だと思っている人は、君だと分かっているのに、愛しているのか分からない!?倦怠期の恋人同士には、お互いの存在を見つめ直したい時があるんです。
ずっと一緒にいれば、自分の心の支えであるし、それが当たり前になってしまう。
クリスマスは、幸せな気持ちで過ごしたいから、それまでに2人の関係を考えたい。男の勝手な申し出ですね。
相手に対する甘えやワガママに、自分自身が嫌になってる時だってある。受け入れてくれる彼女に感謝をしているはずなのに。
だから、出逢う前の1人の自分に戻って、君が大切な人なのかどうかって確かめたい。
愛してるっていう気持ちは確認するには難しい気持ちなもの。恋は刺激とトキメキで胸がザワザワするものだけど愛っていうのはもっと身近であるものですから。
僕には君が必要かな?って確かめたいから、離れてみよう。そうして確かめた答えは、もう2度と確認する必要は無く、クリスマスキャロルは寄り添って2人の温かい空間の中で流れているんでしょうね♪
恋人はサンタクロース~松任谷 由美~
幼い頃に思い描いていた楽しいクリスマスは、大人になれば違う楽しみに変わるもの。大人になるって、悪くないよ。昔々あるところに・・・みたいな、童話の始まりみたいな歌い出し。胸が躍るストーリーにドキドキしますね。
お姉さんが、幼い主人公に教えてくれたクリスマスの秘密♪子どもの頃には分からなかった、あの夜のサンタさんの正体は、今だったら分かるよ。
そしていくつものクリスマスを重ねた今夜、主人公にもサンタさんがやってきます。今か今かと待ちわびている時に、フッと思い出したお姉さんのサンタクロース。
そうか!恋人がサンタクロース(*^^*)
そして、主人公は街で出逢った少女に、同じお話をするでしょう。これからサンタさんが来るのよってね。
そうして意味ありげにウィンクして、大人になった少女がこのお話を思い出す・・・。素敵な夜の贈り物は、誰が運んで来てくれるでしょうか?
おとぎ話のようなクリスマスに、すべての女性が幸せに包まれますように。
まとめ
日本でのクリスマスソングは、外国のに比べると少し切なさを感じる歌が人気があるような気もします。
外国のクリスマスは、ハッピー!ハッピー!だけど、日本のクリスマスソングはクリスマスな・の・になんだか気持ちが浮かれられない。
哀しさや切なさを美しいと感じる日本人が好みなのは、このような切実な気持ちなのかもしれませんね。
みなさんの思い出のクリスマスのBGMは、決まりましたか?素敵なクリスマスを過ごして下さいね♪
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