クリスマスが近づき、11月になるとパン屋さんに並び始める魅惑のシュトーレンですが、今年は思い切って手作りしたいと思っている方も多いのでは?
あのおいしいシュトーレンを手作りして食べ放題なんて、考えただけでもウキウキしますよね!
ですが、手作りのシュトーレンは売り物のように日持ちするのでしょうか?
今回は、シュトーレンの日持ちに関するあれこれと、自家製洋漬けドライフルーツの作り方についてご紹介します!
シュトーレンが日持ちする理由とは

シュトーレンといえばドイツの伝統的なクリスマスケーキです。
クリスマスの一か月前から、指折り数えて毎日少しずつ食べる伝統菓子ですが、一か月毎日食べるということはかなり日持ちしてますよね。
現代のように防腐剤も乾燥材もないのに、どうやって昔の人はシュトーレンを日持ちさせていたのでしょうか?
その理由は製法にありました。
野菜や肉を日持ちさせるために、昔から人は塩蔵や干物、燻製など様々な手法を用いてきましたがシュトーレンの場合は高濃度の糖分が秘訣です。
日本でも、あんこなどがそれに当たりますね。
さらにシュトーレンは、焼きあがったら大量の粉糖をまぶします。これも腐敗を防ぐためです。
その他の秘訣としては、極端に水分量を抑えた配合であること、普通の酵母ではなくサワー種を使うことにより乳酸菌が雑菌の繁殖を抑えてくれること、洋酒漬けのドライフルーツが水分の吸収やアルコールによる殺菌効果を発揮していることなどが挙げられます。
このようにいくつもの方法を組み合わせることで、菌の繁殖やカビの発生を抑えることにより、シュトーレンの賞味期限は正しく作れば半年ともいわれています。
大昔から、こんなに工夫されて作られたシュトーレン、美味しい訳です。
シュトーレンの日持ちは手作りだとどうなる?
でも伝統的な製法を現代の日本でやるには手間がかかりすぎますし、材料費も高くなります。
最近では、手軽に手作りできるような簡単シュトーレンのレシピも出回っており、その製法だと本場のシュトーレンよりもかなり日持ちしないものになります。
日本人が食べる上では、シュトーレンの作法なども気にしないでしょうから、クリスマスの気分が盛り上がっておいしく食べられるということに尽きます。日持ちは二の次でいいでしょう。
大抵のレシピでは糖分が控えられていますし、サワー種を入手するのも一苦労ですから、手軽にイースト菌を使ったりしています。これだけでも日持ちの観点から行くと、怪しくなってきますよね。
ということで、手作りする場合は冒険せずに、一週間程度で食べきるようにするのが理想です。
クリスマスの一週間前に仕込んで、イブあたりに食べ終わるのがいいと思います。クリスマス本番はシュトーレンではなくてケーキを食べたいという人も多いでしょうから。
友達や知人に手作りのシュトーレンを贈る際も、賞味期限は一週間程度なのでという一言を添えておいたほうがいいでしょう。
普通のシュトーレンのように日持ちすると考えて、とっておいて腐っていた!なんてことになりかねません。
因みに、シュトーレンのあの独特の形は手で成型することもできますが、難しい場合は型を使うと楽に量産できますよ。
シュトーレンを作るなら!ドライフルーツの洋酒漬けの作り方も覚えたい!
シュトーレンを手作りするなら、肝心かなめのドライフルーツの洋酒漬けも手作りしたいですよね。
なんてったって、手作りすれば自分好みのドライフルーツを配合できます。
リッチに、ごろごろいちじくを入れたシュトーレンは最高の味ですよ!
洋酒漬けレシピ動画はこちらを参考にどうぞ
簡単に説明すると、ドライフルーツにはオイルコーティングがされていますから、熱湯につけてコーティングをはがした後、容器となる瓶を煮沸消毒または食品用アルコールを塗布して消毒し、お好みの洋酒に漬け込むだけです。
漬け込みから一週間で、製菓材料として使えるようになります。
洋酒も好みですが、個人的にはラム酒がおすすめです。ラム酒漬けにしたドライフルーツは、バニラアイスにかけて食べるだけでラム香る高級デザートに変身、など用途が多彩です。
ドライフルーツ選びに迷ったら、ミックスを買うと手軽ですよ。
まとめ
クリスマスの足音が近づいて来たら恋しくなるシュトーレンの味は、おいしさだけではなく日持ちするように考えられた究極のレシピだったんですね。
今年は手作りシュトーレンで、さらに本場の気分でクリスマスを楽しんでみたいですね!


ぜひコメントをどうぞ