冬は暖かくて軽い羽毛布団が手放せませんが、気が付けばもう何年も同じ布団を使っている・・・。そうすると、なんだか厚みも減ってきて暖かさもあまり感じなくなったような気がしませんか?
実は羽毛布団には寿命があります。羽毛布団にとって優しい使い方をすることにより寿命も延びますが、それでも限界はあります。
今回は毎年大活躍、羽毛布団の寿命やお手入れ方法について調べてみました。
羽毛布団の気になる本当の寿命
羽毛布団が少々高くても人気があり重宝される理由は、やはり耐久性の高さにあると思います。
よっぽど荒い扱いをしない限り、10年は使えるのが羽毛布団です。
汗などで羽毛が汚れるとどんどんと羽毛がへたっていき、そうすると羽毛本来の特性である暖かさもなくなってしまいます。さらには羽毛だけではなく布団自体が痛むことにより、中の羽毛が飛び出してくることも考えられます。
実は、中の羽毛自体の寿命は30年ととても長く、大切に使えば一度買うとずっと使えるということになります。経済的でエコですよね!
ではそんなメリットだらけの羽毛布団、自宅でのお手入れ方法をご紹介します。
羽毛布団を外に干してはいけないと思っている方も多いようですが、羽毛布団は外で日に当てて干しても大丈夫です。ただ、ほかの布団のように頻繁に干す必要はありません。
外に干すと気持ちがいいから干す!というのも勿論大丈夫です。
そして汚れは羽毛を弱らせますから、布団クリーナーをかけたり外でバンバンと汚れを落としていつでもきれいに使えるようにしましょう。
夏などにしまっておきたいときは、日干しして乾燥した後、汚れをきちんと取って通気性のあるケースにしまいましょう。
湿気がこもるような場所に保管すると、羽毛が悪くなり嫌な臭いがするようになりますので注意してください。
羽毛布団をクリーニングに出すと料金は割高?
しばらく布団を使わない時や、汚れが気になるときはクリーニングしたくなりますよね。でも羽毛布団のクリーニングは高い・・・そんなイメージがありませんか?
実際の金額としては、クリーニング方法やお店によって差はあるでしょうが、5,000円ぐらいからが相場のようです。
安い布団なら買えてしまう金額でもありますが、長く気持ちよく使いたいなら年に一度はクリーニングに出したいところです。
羽毛布団の金額もピンキリですが、たとえ安い羽毛布団を買っても大切に使えば10年持つわけですから、たまのクリーニングに出してもまだ経済的と言えます。
クリーニングに出すとまるで新品の時のように気持ちよく使えますから、時々クリーニングで綺麗にしてもらいましょう。
よく聞く羽毛布団のリフォームとは
テレビなどでもよく耳にする、布団の打ち直しや布団リフォーム。いったいどんなことをしてどのくらいの金額がかかるのか気になりませんか?
基準としては、同じ布団を十年以上使用している、クリーニングに出してもいまいち臭いが取れなくなった、ボリュームが減って暖かくなくなったといった時が布団の打ち直し時期のようです。
布団のリフォームで行われるのはまず側生地の新品交換です。中の羽毛は一生ものでも側生地はどうしても傷んで中身が飛び出してきてしまいます。
そして羽毛の洗浄をします。ごみを取り、羽毛専用洗剤で洗浄後、布団の中に戻しますが、多くはさらに羽毛を補充するようです。
金額も布団のリフォーム内容によりピンキリではありますが、大体25,000程度から行ってくれるようです。
新品の羽毛布団を買える値段がしてしまいますが、エコという観点でいえば廃棄する布団がないという意味でとても地球にやさしい方法と言えますね。
また、長年使っているものって愛着がわきますから、少し悪くなったからと言って手放すよりはリフォームして大事にこれからも愛情もって使えたら、それに越したことはないですよね。
まとめ
人間は人生の三分の一を布団の中で過ごしています。
なのに布団に対して無頓着である人が少なくありません。ストレスなく眠れるということはそれだけで翌日の活力に繋がるものです。
そんな大切な寝具を大事に使って毎日安眠できるようにしたいですね!
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