暖めたいところをすぐに暖めてくれる赤外線ヒーターは、お部屋全体ではなく部分的に使いたい暖房器具です。
メイン暖房としてではなく補助として有効な赤外線ヒーターは、どんな効果があり、電気代はどのくらいなのでしょうか?
今回は、体を温めてくれる赤外線ヒーターの本当のところをリサーチしてみました。
赤外線ヒーターは本当に効果ある?
赤外線ヒーターというと、なんとなく体の芯から温めてくれるからぽかぽかになる、というイメージがありませんか?
でも人間には遠赤外線は目に見えるものでもなく、ほかのストーブよりも本当に体の芯から暖まっているのかは疑問の残るところです。
答えからいうと、どんな暖房であっても人間の体の芯を暖めることはできません。
遠赤外線であっても同じことで、人間の皮膚に赤外線が当たった時に熱が生まれ、それが体の芯に到達することはありません。
もっと言うと、人間の体の芯はもともとポッカポカです。
人間の体温は一定に保たれるようにできていて、体の芯はいつも同じ温度を保っています。
遠赤外線で体の芯からポッカポカ、という謳い文句そういえば最近あまり耳にしませんよね・・・。
でも、ほかの暖房器具と同じでもちろん冷えた体を暖めることは可能です。
しかも、遠赤外線はほかの暖房器具よりも速暖性に優れているので、ストーブをつけて部屋全体を温めるまでの間に手っ取り早く体を温めるのに使うと、寒さを感じる時間が短くて済みます。
遠赤外線ヒーターは、メイン暖房ではなく補助暖房としての機能に優れているのです。
赤外線ヒーターは省エネって本当?
赤外線ヒーターのメリットの一つといえば、省エネということです。
暖房費がかさむ冬には、少しでも暖房費を抑えたいというのは北国に住む人間共通の思いですよね。
関東以南なら暖房もエアコンでいいかもしれませんが、東北から北になると数種類の暖房を使い分けていかないと暖房費がものすごいことになります。
トイレや脱衣所、キッチンの足元など狭い部分で使うために、持ち運びの簡単なカーボンヒーターを一つ持っておくといいと思います。
カーボンヒーターの電気代は1時間使用で12〜25円程度です。一日に使用するのは長くても4〜5時間でしょうから1日100円程度となります。
灯油の値段も一時期よりは下がったとはいえ、冬のシーズンずっと使っていると灯油代もかさみます。
電気暖房だともっと恐ろしいことになりますから、石油暖房と赤外線ヒーターを併用するのが一番暖房費の節約になるなぁと実感しています。
乳児がいるご家庭では、夜中の授乳にもすぐに暖まるカーボンヒーターは大活躍間違いなしです。。
ヒーターなら赤外線をお勧めする理由
暖房器具について総合すると、赤外線ヒーターはかなり優秀な暖房だと個人的には思っています。
上記の速暖性と省エネの他に、安全性という面で見ても火災の心配はほとんどありません。
同じようにスポット的に使う暖房器具ではハロゲンヒーターやオイルヒーターがありますが、ハロゲンは暖める性能では優れていますが、火災事故も多く電気代もかなりかかります。
オイルヒーターは、つけてからしばらくたたないと暖まりませんし、やっぱり電気代がかかりすぎます。
脱衣所やトイレなどの狭い場所では石油ヒーターだと危険ですし、使いづらいです。
これらのことを総合すると、スポットヒーターとして使うなら、やっぱり赤外線ヒーターが一番適していると言えます。
カーボンヒーターや赤外線ヒーターは、発熱部分が赤くなって見てるだけでも暖かくなれる気がするんですよね〜!
まとめ
冬真っ盛りの寒い季節を乗り切るためには、様々な工夫を凝らす知恵も必要だと思います。
毎年かかる暖房費を少しでも減らして、年末年始にお金を振り分けてちょっと豪華に過ごすのもいいかもしれませんね!
ぜひコメントをどうぞ