1つの舞台が幕を降ろそうとしています。それが「卒業」ですね。
そして、新しい舞台へと立とうとしているんです。そうやってどんどん新しい自分が出来上がっていきます。
それは、そこまでの自分が作り上げるもの。今までの自分を踏み台にして、ステップアップをしようという時期ですね。
Yesterday Once More~Carpenters~
懐かしさの中に、思うこと。その気持ちを甦らせるキッカケはどんなものでしょう。想い出の中にまた戻りたいという気持ちは、淋しさから?現実から目を背けたいからでしょうか。とても幸せな時間。遠い昔のことじゃないのに、どこへ行ってしまったんだろう。
でも、また戻ってきたの。昔からの友達みたいに、大好きな歌が。それはラブソングだったわ。
あの時歌っていたのは、今でも覚えてる懐かしいメロディ。過ぎ去った時間が優しく私に響いて、全ての想い出がハッキリと今私に甦る。
昔と同じように、昨日をもう一度・・・
ノスタルジーに惑わされるな・・・と映画のセリフでもあるように、いつまでも想い出の中だけでは生きていけない。前を向いていくということは、まだ見えない自分がこれから生きていく未来へ足を踏み出すことです。
だけど、楽しかった時間をまた同じように過ごしたいと思うことだってありますよね。
それを甦らせたのは「音楽」でした。音楽って不思議なもので、生活のなかに当たり前のようにあったりするけど、何気なく耳にしたメロディはその時の景色や言葉なんかを自分の中に呼び戻す力を持っています。
それが、ドライブで聞いたラジオから流れて来たものなのか、なんとなく見ていたテレビ番組の合間に流れたコマーシャルの中でだったか・・・。
特別な時間だと思えるときに聞いた音楽っていうのは、特別なものに変わっていくんですよね。好きとかキライに関わらず。
時間が経てば分かる、その時に聞いた音楽の意味を。あ~これってラブソングだったんだ・・・なんて気がつくのは何年も経ってからだったりして。
昨日が忘れたくない1日だったのなら、もう1度その日を自分のに取り戻したい。前を向く合間に、そんな時間があってもいいかもしれないですね。
Bridge Over Troubled Water~Simon&Garfunkek~
この先の自分の人生に、どんなことが起こるかなんて分からない。ただ、今はステキな未来を見つめているだけだから。始めから苦難は想定しないもの。だけど、何もかもが思い通りになることって少ないよ?そんな君を見たときに僕には何ができるだろう。
苦難に満ちた行く先に架かる橋のように、僕が身体を横たえよう。
君の夢がどんなに輝かしいか見てごらん。友達が必要なら、僕がいるじゃない。
苦しいことで溢れている激流のような君の行く手に架かる橋のように、君の心を和らげてあげよう
邦題は「明日に架ける橋」。何かを成し遂げたいと向かう行く先には、困難も待ち構えています。全てが上手く行かないと、その困難が渦巻く激流を自分の力では渡りきれないって、心が折れてしまいそうになる。
友達は「味方」であり「応援団」でもあります。自分の足で夢に向かう友達を見守ってくれるんですよね。
グッとこらえながら立ち向かう友人に、自分はどんな力になれるか。がんばっている人に対して手を差し伸べたり、口出しをするのはナンセンス。信じる道を信じるように歩いて欲しい。
そう、自分が「明日に掛ける橋」になってあげられたら。立ちはだかる壁は、1人で戦うには手強すぎるけれど、それを乗り越える手助けは、届かなかったとしても足場になってあげること。
飲み込まれそうな人生の川を渡るために必要な橋になってあげること。
厳しさの中で戦おうとしている友達の涙を拭い、行く手をふさいでしまわないように・・・。そんな友達が味方にいれば、それぞれの道を歩いていたとしても、心強いですね。
You’ve Got Friends~Carole King~
どんな時でも心にあるもの、それが支えになるってこと忘れていませんか?孤独の自分には救いがないと思ってしまったりしませんか?助けがあるということは、同じように自分も誰かのそういう存在でいましょうということ。求めるばかりではなく、与えるばかりではない、かけがえのないものなのです。
あなたが私の名前を呼べば、私はどこにいてもすぐに飛んでいくから。あなたには居る、友達が。
友達がいるって素晴らしいことね。周りの人があなたにツラく当たるとき、あなたを傷つけ、見捨てるようなことがあるかもしれない。
でも、そんなことさせてはダメよ。冬でも春でも夏も秋も構わないから、あなたには友達がいるじゃない。
あなたが呼んでくれたなら、私はすぐに飛んで行くんだよ
友達の存在って、遠く離れてしまえばすぐには思い出せなかったりするものです。特に自分が困難の中にいれば、自分のことで手一杯で、誰かを思い出す余裕もない。
しかも、大人になれば、助けを求めることを恥ずかしいと思ってしまうこともありますね。
そんな時に、フッと息を抜く時間があれば取り戻すことができる「自分」。誰かに助けてと言えるかもしれない。例えば目を閉じて、時間を自分だけのものにしてみれば自分を自分が見つめることができる。
そして、思うんです「友人」のこと。あの子だったら、どうやって切り抜けるかなって。そう思うことが励みになったり、突破口を見つけるキッカケになったりもしますよね。
傷ついてから助けるんじゃない、傷つかないようにしてあげたい。大切な友達だから。
相手を思えばこそ、助けてと言えないこともある。自分のことばっかりではいけないと。
でもね、本当の友達って遠慮することが淋しかったりするものです。心の内側まで共有しようよ。悲しみは半分こ、喜びは2倍にして・・・ってね♪
自らシャシャリ出るのはただの「おせっかい」。必要なときに呼んでよねが「友達」なんじゃないかな。
まとめ
何かから卒業するとき、そこで作り上げて一生大切にしたいのが人間関係ですね。
それぞれのステージで、がんばるお互いを励まし合って高め合えるのが理想です。これから待ち受ける新しい出会いも、古くから自分を分かってくれている友人も同じように大切にしなくちゃ。
そうやって積み上げたものが「あなた」になっていくんですよ。
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