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夏の花粉症は何が原因?夏風邪との違いは?対策まとめ

夏 花粉症 健康・美容
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季節の代わり目、少し風邪っぽい症状が出てきますよね。でも、ちょっと待って!それって本当に風邪かしら?

もしかして花粉症かも!?実は花粉症って、春だけのものだけじゃないんです。この季節の花粉症はどんなものでしょう?有名な春の花粉症と比較して、夏の花粉症に付いて調べてみましょう。

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夏の花粉症の原因は何?

くしゃみに鼻水、夏風邪かな?っと思ったら花粉症と診断されちゃいました。夏にも花粉症ってあるの?どんな原因で花粉症になってしまうのか、知っておいて損はないですよ。

花粉症と言えば、スギやヒノキなど春のイメージが強いですね。実際に花粉症のアレルギー症状が現れている人が最も多いのは春です。ですが、夏から秋にかけての花粉症は15%も!なんと1年中花粉症のアレルギーを持っている人は2割もいるんです。

夏から秋にかけての花粉症の主な原因は、イネ科の植物のカモガヤ、ハルガヤ。キク科のブタクサ、ヨモギなどの花粉です。なんだかなじみのない植物だな~。っと思いきや、すごく身近にある植物なんです。

背が低い、いわゆる『雑草』。なので道路のワキや河川敷、空き地なんかにも生えているんですよ。常日頃から警戒しなくてはいけないくらい、そこらじゅうにあります(^^;

これら雑草のアレルギーの他に注意なのが、昆虫です。ダニやペット、ゴキブリ、蛾など、花粉以外にも以外と知らない所でアレルゲンが潜んでいます。昆虫の死骸が粉状になったものが空気に紛れて、それを吸い込んでしまうとアレルギー性鼻炎が起こる事がありるんです。

カビもすごく身近で、雨の多い季節などには繁殖がすごい。常に清潔で安全な空気の中で生活することを心がけましょう。

目のかゆみ、くしゃみ、鼻水などの症状が出たら花粉症を疑ってみてください。春だけに起こるものじゃないんですよ?。

夏の花粉症はカモガヤに注意!

さて、先ほど出てきた夏の花粉症の原因になる植物。身近にあるとはいえ、どんなもの?

実は世界で初めて出現した花粉症が『カモガヤ花粉症』なのです。19世紀初頭のイギリスで、家畜の飼料として牧草のカモガヤを大量に収穫していました。この作業に関わっていた人たちが次々と、くしゃみや鼻水、目のかゆみなどを訴えました。

そこで、感染症と診断されて『花粉症』が誕生いたしました。

日本には、もともと無い植物でしたが、明治維新前後に牧草として日本に渡来して、それが牧草地以外に繁殖するようになり今では全国に生息しています。

GWから7月頃までがシーズンで、夏の花粉症の代表格!症状はスギ花粉などと同じです。でも、春の花粉とは違って低い所から花粉が飛ぶので遠くまでは広がりません。(ちなみにスギ花粉は数100メートルも飛散するんですよ(><)

花粉が飛び散る時期は本州で5月上旬から6月中旬ころ。時間は早朝に多いのが特徴です。

秋にかけてブタクサ・ヨモギにも注意しよう!

そしてその後に注意なのが、秋にかけての花粉症!

まずは『ブタクサ』高さは1メートルほどで、くきの先に黄色い花が密集しています。こちらも日本全国に生息しており、スギ・ヒノキに次いで花粉症が多いんです。

道ばたや空き地など生活に身近な雑草です。

そして『ヨモギ』こちらは草餅やヨモギ餅などでも親しまれていますね。

夏から秋に書けて目立たない花を咲かせます。薬草としても強力で、増血・殺菌・制菌・新陳代謝の促進・抗アレルギーなどの効果が!!

それなのにヨモギが原因で花粉症って・・・(^^;なんだかな~。

こちらもキク科の植物。花粉の飛散時期は8月から10月頃までです。

『ブタクサ』『ヨモギ』などキク科の植物にアレルギー反応があるって方は、もう1つ注意。なんとハーブティーにはキク科の植物を使うのが多いのです。

なのでハーブティーのアレルギーも警戒ですね。・・あ!でもこれって、秋の花粉症があるからってみんながそうな訳ではないので、ご安心を。

夏風邪と花粉症の違いは?

くしゃみに鼻水・・・これって夏風邪なの?それとも花粉症なの?迷ったらまずは自分で判断できる知識を少し知っておきましょうね。

『花粉症』はくしゃみ、鼻水、鼻づまりなどの鼻症状の加えて、涙や目のかゆみなど目の症状があることが特徴。少し熱っぽくても発熱はいたしません。

鼻水は風邪と違って、粘性がなく水のようにサラサラです。

『夏風邪』は発熱、喉の痛み、発疹などが出てきます。そして、下痢などの消化器症状も伴います。

風邪の鼻水は黄色く濁っていて、粘度が高い!これは風邪のウイルスと戦った白血球の残骸が含まれているからなのです。

そう!ということで、花粉症と夏風邪の判断基準のキーは『鼻水』なんですね?。鼻をかんだティッシュで自分の鼻水を確認してみてください。

正しい知識があれば区別は難しくないですよ。

ちなみに春の花粉は、1月から6月。大きな木から上から下にふりかかるように飛散。秋の花粉は6月から10月。近い所から飛んできます。雑草が多いので人や動物が踏んだりする事で細かい花粉が飛び散ります。

それでもやっぱり、お医者さんに診断をしてもらってお薬などで対処するのが1番安心ですね、

夏の花粉症対策まとめ

じゃあ、どうやって対策をしたらいいの?ってことになりますよね。知識だけあったって花粉症は防げません。自分で出来る夏から秋にかけての花粉症対策を実践してみましょう。

取り除いちゃえ!

まず『カモガヤ』『ブタクサ』などの植物を確認したら、その密整地を調べておきましょう。自宅周辺で除去できるところがあるなら除草してしまいましょう。その際にはマスクを使って体内に花粉を取り込まないように!

子供にも教えてあげようね

晴れの日の早朝に、お散歩などで不用意に花粉を吸い込まないように『その草は踏んだり、むしったり、振り回して遊んだりしたらダメだよ』と教えてあげましょう。あえて花粉をまき散らす必要ないですからね?(^^;
通学途中のワンパクなちびっ子たちは、草を振り回して遊んだりしますね。自分も経験あります。出来るだけ近づかないように!と伝えてみましょうね。

花粉を部屋に入れないで!

部屋の窓を開けたままにしない。この時期の花粉はとっても細かいので、隙間から簡単に部屋に入り込んでしまいます。

それから、外から部屋への花粉の持ち込みも注意ですよ。洋服や髪の毛に付着して部屋に持ち込まれるので、なるべく外で払い落としてから部屋に入りましょう。それでも!部屋に持ち込まれてしまうので、こまめに掃除をして部屋の空気を清潔にしておきましょう。
空気清浄機や、花粉用の除菌スプレーなどを使うのも効果的ですね。

そして、帰ったらすぐにシャワーをして全身きれいサッパリしちゃいましょう。

お布団や洗濯物も、この時期は外に干さないほうがよさそうですね。

まとめ

いかがでしたでしょうか?花粉症は1年中存在しています。季節によって、花粉の種類が違うので『あれ?』と思ったら花粉症も疑ってみてください。

少しの注意で症状を最小限に抑えましょう。毎日を快適に楽しく過ごしたいですものね~^^

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