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子供の風邪と思っていたらこれは病気なの?RSウイルスは赤ちゃんがかかると咳が止まらず後遺症が出ることもあるって本当!?

インフルエンザの予防接種、乳児は受けられません! 子育て
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秋から春にかけて、様々なウイルスによる感染症の恐怖に子供たちは晒されています。

ただの風邪でしょう?と高をくくっていると、もしかしたらその陰には病気が隠れていて気が付いた時には手遅れに・・・なんてこともあります。

風邪に似たような症状を起こす病気にはどのようなものがあるのか、知識を持っているだけで対応も臨機応変に変えていくことができます。

今回は、子供の風邪に隠れているかもしれない病気について調べてみました。

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子供の風邪と油断しているとこんな病気に・・・

風邪と同じような症状を引き起こす病気は実はたくさんあります。

中でも、発熱の症状はどんな病気にも共通であらわれるので、咳や鼻水だけではなく高熱が3日以上続いていると何か異常があると思ったほうがよさそうです。

子供の風邪と油断しているとこんな病気に・・・

突発性発疹
子供が赤ちゃんの場合、急に高熱を出すことがあります。高熱が2,3日続いた後、発疹が見られたらそれは突発性発疹です。

これは2歳までにほとんどの子供がかかる病気と言われており、大抵1歳前後でかかります。赤ちゃんが一番最初にかかる病気ともいわれています。

マイコプラズマ感染症
なぜかオリンピック年の秋から春にかけて流行しやすいといわれる病気です。

症状は発熱、痰を伴う咳、頭痛など風邪の症状と似ています。こちらは5歳から10歳前後の子に感染が多くみられますが、感染力は低いのであまり神経質になることもないでしょう。

小学校などで感染が報告されたら、手洗いうがいと消毒の徹底を心がけていればうつる心配はほぼ無いようです。

インフルエンザ
これはもう皆さん周知されていることとは思いますが、秋から春にかけて一番流行するのがこのインフルエンザですね。

インフルエンザは年代を問わず、感染するとつらい全身症状があらわれます。

高熱が続くのもつらいですが、関節の痛みもしんどいですよね。

今では病院でインフルエンザの診断が出るとすぐに治療薬が処方され、使うことで次の日には症状が治まってしまうでしょう。

RSウイルス
近年、RSウイルス感染症による症状の悪化に悩まされている人も多いようです。

RSウイルスは、大人はほかの風邪と変わらない症状でいつの間にか治っている感染症ですが、乳幼児が感染すると重症化した後に肺炎気管支炎喘息までも引き起こす厄介な病気です。

先天的に疾患を持って生まれた赤ちゃんや、早産で生まれた赤ちゃんにとってはとてもリスクが高く、最悪死に至るケースもあります。

小学生頃になると本当に普通の風邪と変わらないので親も本人も気づきませんが、しつこい咳が治らない場合はRSウイルス感染症だったことも考えられます。

秋から春までのウイルスが猛威を振るう期間には、空間除菌できるものを家に置いておくのもおすすめですよ。

RSウイルスは赤ちゃんにはつらい咳の症状がでます!

RSウイルスは、年齢が小さければ小さいほどかかりやすい病気です。

生まれてから2歳までにはほぼすべての人が感染するといわれており、一度感染し抗体を得ると二度目からは症状が小さくなります。

ですが、初めてRSウイルスに感染したときは重症化することが多く、中でも3か月未満の赤ちゃんに感染すると気管支炎を起こす確率はとても高くなります。

RSウイルスに感染した時の特徴として、のどや気管支に重点的にあらわれる症状にあります。

最初はけほけほとせき込む程度だったのが徐々にひどくなり、悪化すると呼吸もしにくくなりまるで喘息のようなヒューヒュー、ゼーゼーといった音が呼吸のたびに聞こえてくるようになります。

こうなると、もしかしたらすでに気管支炎になっている可能性もあります。

赤ちゃんにこれらの症状があった場合、すぐに病院を受診しましょう。

病院では、RSウイルス簡易検査キットで診断をしてもらうことができます。ですが、残念なことにRSウイルスにはインフルエンザのような特効薬はなく、投薬による対症療法しかできません。

気管支炎と肺炎を起こしている場合は、入院治療となるのが殆どです。

呼吸が苦しくなり、酸素濃度が下がっていると命を落とす危険性もあります。ただの風邪、と侮らずしっかりと病院で診てもらうことが大切です。

ウイルスの感染を防ぐため、外出先から帰ったら、必ず手指の消毒をしましょう。

RSウイルスで赤ちゃんに後遺症が残る場合とは

RSウイルスの怖いところは、感染したその時だけで終わる病気ではないというところです。

3歳までにRSウイルスに感染し入院治療を行うまで重症化した子供は、8歳までに小児喘息になる可能性が高くなっていしまうという調査結果が出ています。

特に、元々家族内にアレルギー患者がいる子供や、生まれつき呼吸器系が弱い子供などにあらわれやすいようです。

小児喘息は成長とともに治る病気ともいわれていますが、時々起こす発作や苦しい症状に悩むわが子を見るのは親としてつらいものです。

できれば、ずっと健康で育ってほしいと思うのが親心ですよね。

RSウイルスにはワクチンもないため、感染しないためには自分で予防するほかありません。

こまめな手洗いうがいは勿論のこと、帰宅後すぐに手指の消毒、家族みんなが触るドアノブなどの消毒、出かける際にはマスクを忘れないなど自衛に努めましょう。

特に、乳児を持つご家庭では人混みへの外出は避けるに越したことはありません。

赤ちゃんの予防接種や健診などで病院へ赴くこともあるでしょうが、病院での滞在時間を減らす工夫などして対策をとることも必要かもしれません。

まとめ

生まれてすぐは敏感になっていた子供の病気にも、小学生ぐらいになるとただの風邪だから寝かせとけば治る!と思ってしまう人も多いと思います。ですが、子供の様子をしっかりと観察し、いつもと違う様子であればすぐに病院を受診するなどの対策は必要です。

大事なお子様の将来のためにも、冬の風邪には注意しないといけませんね!

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