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赤ちゃんが風邪をひいたら気を付けたい!離乳食を吐く時はどうしたらいい?おう吐への対処法と脱水症状を防止する方法とは

インフルエンザの予防接種、乳児は受けられません! 子育て
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赤ちゃんの離乳食を進めていく中で、風邪などで具合が悪くなることも多々あります。

そんな時、もし赤ちゃんが離乳食を吐いてしまったらどうしたらいいのでしょうか?

大人でも嘔吐はつらいものですが、まだ喋ることもままならない乳児には本当に大変なことです。

今回は、赤ちゃんが嘔吐する風邪をひいたときにはどうしたらいいのか、対処法についてまとめました。

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赤ちゃんが風邪をひいた時に離乳食を吐く場合の食事は?

>赤ちゃんが風邪をひいた時に離乳食を吐く場合の食事は? 風邪にはりんごのすりおろしが効く!?
赤ちゃんが胃腸に来るタイプの風邪をひいてしまった場合、無理やり離乳食を食べさせるのは得策とは言えません。

赤ちゃんに何か食べさせないと栄養が取れないのでは・・・と思いがちですが、離乳食初期や中期の赤ちゃんなら、まだまだ食事からの栄養は母乳やミルクから摂れる栄養を下回っているといえます。

そうはいっても、やっぱり何も食べられないのは可哀想ですよね。

では実際に、どのような離乳食を食べさせるのがベストなのか、離乳食の段階ごとにご紹介します。

離乳食初期の場合
離乳食を始めたばかりの赤ちゃんは、ほとんど離乳食から栄養は摂っていません。

それどころか、まだまだ未発達な胃腸に、具合が悪いなか食べ物を入れればとても大きな負担となってかえってきます。

離乳食初期の赤ちゃんは、風邪などを引いたら食事は母乳やミルクだけにしましょう。吐いてしまって脱水が気になるなら、白湯や赤ちゃん用イオン飲料もおすすめですが、しばらくは母乳だけで様子を見てみましょう。

離乳食中期の場合
離乳食中期の場合には、吐き気が治まったようであればすりおろしたリンゴを与えてみましょう。胃腸の具合が悪い時には、リンゴを食べさせてくださいとお医者さんからも指示があるかもしれません。

リンゴも吐かなくなったら重湯から離乳食を始め、下痢も治ったら普通の離乳食に戻してあげましょう。

離乳食後期の場合
もうほとんどなんでも食べられる離乳食後期であっても、吐いている間の食事は控えましょう。

吐き気が収まれば、やはりすりおろしたリンゴから始めます。そのあとは重湯ではなくおかゆでOKです。

離乳食のどの段階でも、共通するのは吐き気のある間は食事させない、その分水分補給をこまめにしっかりとるということです。

胃腸に来る風邪の場合には、離乳食をひとつ前の段階に戻すということを覚えておきましょう。

赤ちゃんが嘔吐する時の正しい対処法

次に、赤ちゃんの嘔吐が止まらないときにとるべき正しい対処法についてご紹介します。

まずは病院へ!
赤ちゃんの嘔吐は大人と違い、それが命取りになることもあります。重大な病気が隠れている可能性もあり、まずは病院に連れていくことが大切です。

感染性の胃腸炎の場合でも、重大な合併症や脱水症状などの重症化もしやすく、病院による治療や投薬は必要不可欠になります。

間違っても、自己判断はいけません!赤ちゃんの内臓はまだまだ未発達です。何かあればすぐに病院へ行きましょう。

吐瀉物を詰まらせない
赤ちゃんにとって最も危険なことは、吐いたものをのどに詰まらせてしまうことです。

仰向けで寝ている状態で吐いてしまうと、大人も気づかないうちに窒息してしまうことがあります。

特に寝返りもできないような低月齢なら尚更です。いつも横向けで寝かせ、時々向きを変えてあげるなどしてあげてください。

脱水に注意!
おう吐や下痢が止まらないと、赤ちゃんはすぐ脱水症状を起こしてしまいます。脱水症状を起こさないようにこまめに水分補給が必要です。

母乳も一度にたくさん飲ませないように、少しずつ飲ませましょう。

赤ちゃんの脱水を防止する方法

とにかく、先ほどから注意している通り赤ちゃんにとって一番心配なのは脱水です。脱水症状を起こすと、合併症による痙攣から始まり、最悪臓器不全となり命を落とすこともあります。

大人よりも脱水しやすい赤ちゃんの水分補給について、ポイントは次のようになっています。

一度に飲む量は少なくする
吐き気がある時に脱水が心配だからと言って、一度にたくさんの水分補給をしてはいけません。逆に吐き気が促進されるので全く水分補給の意味がなくなってしまうこともあります。

少量ずつを、回数多く与えるのがポイントです。

実は水が危険
体の水分が失われている時、水分補給にただの水を選ぶのは間違いです。

体の水分は水と違い、ミネラルや塩分が必要です。それなのに水だけを飲むと、逆に体の水分を排出する作用が働き、脱水症状が進んでいく危険性を孕んでいます。

浸透圧が大切
水がだめなら何がいいのか?というと、体液よりも少しだけ低い浸透圧の飲料を飲ませることです。

ドラッグストアなどのベビーフードコーナーに、赤ちゃん用のイオン飲料が売られているのでそれを飲ませましょう。

これの注意点は、糖分が含まれているので歯が生えている赤ちゃんは飲ませ続けると虫歯になる可能性があるということです。

イオン飲料を飲んでいる間は朝と夜の2回の歯磨きのほか、ガーゼなどで歯を拭いてあげると虫歯予防に役立ちますよ。

まとめ

赤ちゃんと送る生活の中で、赤ちゃんの体調不良は一番大変なことですよね。お話もできない赤ちゃんが、いったい今何を求めているのか?どこが一番つらいのか?親が想像することしかできません。

赤ちゃんが元気になるまでは本当に長く感じますが、また愛らしい笑顔を見せてくれるまで頑張りましょう!

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