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インフルエンザが冬に流行する理由|インフルエンザと風邪の見分け方と予防の基本

インフルエンザ 流行 雑学・豆知識
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毎年訪れるインフルエンザブーム。困ったものですね・・・。今年こそは寝込んで時間を無駄にしたくない!

どうして冬の時期だけにインフルエンザが流行するのか、どうして感染してしまうのか知っていて損はありません。元気に冬を乗り越える為にインフルエンザについての基礎知識を教えちゃいます。

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インフルエンザが冬にはやる理由

インフルエンザは、国の法律で感染症と指定されています。インフルエンザのウィルスは1年中存在しているのに、冬の時期になると「インフルエンザに気をつけましょう!予防しましょう!対策しましょう!」って言われますよね?

では、どうして冬の時期になると急にインフルエンザは流行するのでしょうか?

冬は、インフルエンザウィルスが最も生存しやすい環境というのがあります。その環境というのが、温度が20度以下湿度が20%前後。逆に高温多湿にするとウィルスは長く生存出来ないのです。

・・・ということは日本の夏は生きていられないというワケなんですね。なので、冬でもウィルスが生存しにくい環境を作ってあげると対策になります。

冬が近づいて来たら、気温や湿度を日々チェックして、そろそろインフルエンザが流行るかな・・・なんて気にしてみてください。

部屋の中をウィルス対策の環境に作るのは良いのですが、あまりにも部屋の温度と外との温度に差が大きいと身体が温度差に負けてしまうので、温度よりむしろ湿度を高く保つ事を心がけた方が対策には良いでしょう。

また、温度や湿度だけではなく人間にも冬にインフルエンザが流行しやすい原因を作り出しているんです!

気温の低い環境では、鼻やのど、気管などの血管が収縮します。そうなると外部から侵入したウィルスや細菌を体外に排出する働きが鈍くなってしまうんです。

なので、必然的にインフルエンザだけではなく色々なウィルスが体内に侵入しやすくなります。

さらに、冬は部屋の窓を閉め切って外の空気を入れる事が少なくなるので、感染して人が咳やクシャミをするたびにウィルスがまき散らされ、それが部屋の中に漂ったままになります。

ウィルスが一旦、気道に取り付いてしまうと、16時間後には1万個、24時間後にはなんと100万個と猛烈な勢いで増えてゆき、粘膜を破壊するのです。

なので、インフルエンザの潜伏期間は短いので、短期間で一気に大流行してしまうんですね。

インフルエンザと風邪の見分け方ってあるの?

インフルエンザ 風邪

冬にインフルエンザが流行するのは分かっているけれど風邪ってこともあるでしょう?症状も同じだし・・・って油断してはいけませんよ。

きちんと知識を持って、風邪とインフルエンザを見分けないと、周りの人にも大迷惑を掛けてしまうことになります。インフルエンザは「感染症」ですからね。

風邪とインフルエンザの1番の違いはウィルスです。風邪もウィルスなんですが、インフルエンザは冬の一時期に爆発的に広がります。その拡散性が問題なんですよ(><)

風邪とインフルエンザを見極めるには、初期症状に注意!

風邪の場合は微熱から始まり、具合が悪くなるとジワジワと熱が上がっていきます。そして、鼻の奥に違和感を感じたり、クシャミや鼻水が出始めます。

のど・鼻・クシャミなど、顔の付近から症状が出るのが風邪の特徴です。

インフルエンザはというと、いきなり38度以上の高熱が出ます。初期は風邪のようなのど・鼻・クシャミはあまり出ません。

その代わりに、悪寒・関節痛・頭痛・筋肉痛など全身に症状が出てくるのがインフルエンザのケースでは多いです。

・・・ということで初期症状で見分けるポイント

・高熱が出ているかどうか
・全身の倦怠感が強くあるかどうか
・筋肉痛や関節痛を伴っているかどうか

そして、風邪は1年中、インフルエンザは冬の時期なので、時期で判断もしてみてください。

風邪とインフルエンザはウィルスが違うということですが、実際はどのような違いがあるのでしょうか?

風邪のウィルスは1回かかったら身体に抗体が出来るので二度と感染はしません。そして、体調を崩した時や免疫が弱っている時にウィルスに侵されてしまいます。

インフルエンザのウィルスは、遺伝子配列を次々と変えるので、体内に作った抗体が効かないんです。インフルエンザが流行している時期に今年は○○型インフルエンザって聞きますよね?

で、毎年違いますよね(^^;なので、形を変えて空気中を舞って人に感染してゆくのです。

以上の事から、もしかしてインフルエンザかも?と思ったらまずは病院で診てもらいましょう。自己判断だけでは万が一という時にあなたから、周りの人にウィルスがどんどん感染してしまうんですよ!

特に人と会う仕事の人や、学校、職場などでウィルスをまき散らさないように、注意を払ってくださいね。

インフルエンザの予防の基本!

インフルエンザのパワー、恐ろしいですね~(><)出来れば勘弁してもらいたいものです。

なので、予防をしっかり!基本の予防を心得ていればインフルエンザを避けられる可能性が高くなりますよ。

ずは!!

インフルエンザワクチンを接種

流行する前に予防注射です。

そして、流行してからの予防策は

・人混みや繁華街への外出を控える
・外出時はマスクを着用
・室内では加湿器などを使用して適度な湿度に

インフルエンザにかかった人の咳・クシャミ・ツバと共に放出されたウィルスをのどや鼻などから吸い込む事で感染します。無理をして仕事や学校へ行くと急速に感染を広めてしまう事に!

流行したら、特に高齢者や慢性疾患を抱えている人、疲れ気味、睡眠不足の人は人の多い所への外出は控えた方がよいでしょう。

空気が乾燥すると、のどや鼻の粘膜の防御機能が低下して、感染しやすいです。マスクをしたり、50~60%の湿度をキープしてくださいね。

十分な休養、バランスの良い食事

日頃からバランスの良い食事と、十分な休養を取って、体力や抵抗力を高める事が大切です。

うがい・手洗い

インフルエンザ 予防
帰宅時のうがい、手洗いも感染症の予防にオススメ!基本中の基本ですね。

咳エチケット

インフルエンザ 風邪エチケット
咳・クシャミをする時はティッシュなどで口と鼻を押さえて、他の人から顔をそむけ1メートル以上離れましょう。

鼻水などを含んだティッシュを、すぐにフタの付いているゴミ箱に捨てられるようにしておきましょう。

咳をしている人にマスクを着用してもらいましょう(健康な人がマスクを着用していても、ウィルスを完全に防げるとは限らないので注意してくださいね)

そして、マスクは説明書を良く読んで、正しく着用しましょう。

自分が感染しないような対策と、そして周りの人への配慮も必要ですね。基本の予防を大切に、みんなが元気に冬を越せたらいいですね(^^)

まとめ

インフルエンザの季節、例年より気を使ってみれば感染は防げるはずです!

少しの知識と少しの意識があなたの冬を元気にしてくれます。感染してしまえば、寝込んでしまって大切な時間を苦しんで使ってしまう事に・・・。

自己判断だけではなく、あなたのために、そしてあなたの大切な人のためにも病院での診察も忘れずにしましょうね。

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