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神棚にお供えをする配置はどうしたらいい?鏡餅の場所は?鏡開きの方法は?お汁粉にする本当の意味とは!

鏡餅 マナー・風習
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そういえば、実家では年末になると決まった日に鏡餅を供えて、大みそかからお正月明けまで、毎日お参りしてたなぁ・・・あれって意味があるのだろうか?と疑問に感じたことはありませんか?

純粋な日本人でも、意外と知らない鏡餅にかかわる風習があります。

鏡開きまでの作法と、鏡開きに食べる餅の意味について改めて知識を深めてみませんか?

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神棚にお供えをする配置と鏡餅の場所について

神棚にお供えをする配置と鏡餅の場所について
鏡餅をお供えする場所について、そういえば神棚だけではなくいろんな場所に飾られていた記憶がありませんか?

基本的に、鏡餅は自分が大切だ、と感じる場所に飾るのが正しいのだそうです。

私の実家では、家の中だけではなく車庫や倉庫にも飾られていた記憶があります。

実際には、神棚以外にはリビングやキッチン、水回りなどの火と水を使う場所に供えるのが習わしのようです。

そう考えると、親元を離れてから神棚のない生活の中で、年末に鏡餅を飾るという風習すら置き去りにしてきた気がします。

母がなんとなく飾っていたような雰囲気の神棚の上も、本当はお供え物の配置が決まっているそうです。

神様がいる中央にはお札がありますよね。そこを中心と考えて、神様の目の前がお米向かって左手には水右手には塩を供えるそうです。

残念ながら私の実家では、その作法は守られていませんでした(笑)。

お祝い事やなんかがあるときはお酒も供えますが、お酒は左右の水・塩の後ろに一つずつ配置するようです。

お正月であれば、しめ縄も飾りますよね。しめ縄は神棚の上部につけます。

鏡餅もしめ縄も、神棚に飾るのは12月28日と決まっているので注意しましょう。

鏡開きの方法とは?鏡餅はどうする?

鏡開きの時期って、全国共通で1月11日と思っていましたが、関西では時期が若干違うんです。

関西での鏡開きは1月15日としているところもあり、それ以外の地方では1月11日となります。

それぞれの鏡開きの日が来たら、お餅を木槌でコツコツと砕きます。昔、お餅を切るのは武士としては縁起が悪い、ということで餅を割るのが習わしとなりました。

ですが、近年では便利なタイプの鏡餅が多いですので、このような方法での鏡開きは行われなくなりましたね。

本当の鏡餅を手作りして備えた場合は、二週間近く供えられていたお餅はカチカチに乾燥していますから、木槌で砕いてから料理に使いましょう。

この乾燥した鏡餅は、おかきにするにはぴったりですよね!

鏡開きの時期のおかきは、幼少期の楽しみの一つだった記憶があります。揚げたてのおもちに砂糖をまぶしたりしてもおいしいんですよね〜!

料理に使うなら、揚げ出しもちにすると、出汁がおもちに染み込んで、日本人でよかったと呟きたくなるようなおいしさです。

今では珍しい、手作りの鏡餅を味わいたいならお取り寄せもできますよ。

鏡開きにお汁粉をする本当の意味とは!

鏡開きをしたお餅はお汁粉にして食べる、というのは全国共通のようですね。

お汁粉が定番となった理由は諸説あるようで、割ったお餅はボロボロで見た目が悪いので、つゆの透き通っていないお汁粉だとその不ぞろいさが際立たないという説。

単純に、お餅とあんこの相性の良さからおいしく食べられるということで広まったという説。

などあるようですが、ここからは私個人の見解になりますが・・・。

昔から、小豆には邪気を払う力があるとされ、そのためにお彼岸には小豆を使ったおはぎやぼたもちが食べられてきました。

この流れで、お正月の終わりを告げる鏡開きの時に小豆を食べることによって、これから一年の無病息災を祈ったのではないか・・・と考えました。

日本人は、古来からこういった習わしを大切にしてきた文化があるので、きっと鏡開きのお汁粉にも意味があると思います。

皆さんはどう思いますか?

おいしそうなお汁粉レシピ動画も併せてどうぞ♪

まとめ

ただ何となく過ごしていたお正月も、日本人にとっては大切な一年の始まりとなる行事です。

ただおせちを食べてお酒を飲んでゆっくり休むのも勿論大切ですが、こんな風に古来からの風習に思いを馳せて、昔々の人々も過ごしたであろうお正月をじっくり味わうのもまた一興ですね!

ぜひコメントをどうぞ