会社の先輩など、それほど親しい間柄ではない相手に結婚祝いのプレゼントを贈るのは、いろいろ悩ましいですよね。
品物選びはもちろんですが、結婚祝いにはどのような包装がふさわしいのかも知っておきたいところです(*^^*)
結婚祝いの“のし”や、渡すタイミングについても考えてみたいと思います♪
結婚祝いの贈り物には“のし”をかけるのが常識なの?
友人とは違い、会社の先輩など目上の人への贈り物はちょっと気を使ってしまいますよね。あれこれ迷ってやっと品物を決めたと思っても、次は結婚祝いにふさわしい包装もチョイスしなければいけません。
ラッピングをして、リボンをつけて、メッセージカードを添えて、のし紙をかけて??・・・これではクリスマスケーキの上にお刺身をトッピングするくらい、奇妙な贈り物になってしまいますね(・∀・;)
形式にのっとった結婚祝いを渡すのであれば、のしと水引で贈り物を包みます。その詳しい話は後ほど・・・
目上の人とはいっても、二次会やパーティーのような気軽な雰囲気で行われるお祝いに出席するのなら、むしろ贈り物も形式的ではないほうがいいようです。
それほど付き合いが長いわけではなく、普段から親しくしているわけでもないのであれば、あまりにしっかりした贈り物をされても、受け取る側が気後れしてしまうんですね☆
形式的な贈り物には『内祝い』としてお返しも必要になってきますので、相手に負担をかけないような「ささやかな」贈り物でお祝いの気持ちを表すといいですよ(*^^*)
その場合は誕生日プレゼントのような“ラッピング&リボン”で構いません。簡単なメッセージカードも添えると、より気持ちが伝わりますね♪
結婚祝いにはきちんとした贈り物がしたい!“のし”の表書きとは?
それでも礼節を重んじて渡したいという人には、やっぱり“のしと水引”での贈り物がオススメ♪
本来は“かけ紙”に“のし”を添え、10本の紐を『結びきり』で結んだものを贈ります。紐の色は、赤白・紅白・金銀・赤金のいずれかになります。
結婚祝い用の水引は、結びきりの中でも『あわじ結び』や『輪結び』など複雑で美しいものが多いです。「いつまでも変わることなくお幸せに」という想いを、結び方で表すなんて素敵な習わしですね(*^^*)
現代の一般的な“のし”は、黄色い短冊状の紙を、長六角形の紅白の紙で折り包んだもの。最近では、のしも水引も印刷された“のし紙”がありますが、その右上に描かれているのが“のし”です。
礼儀としては、印刷ではないもので贈りたいところですが、今は“のし紙”が主流です。よほどのこだわりがあれば別ですが、特に結婚祝いでの“のし紙”を「失礼だ!」と感じる人はまずいないでしょう。
そして表書きは、水引より上の中央に「御結婚御祝」や「寿」と書きます。地域によって違いもありますが、主にこのどちらかを書けば問題ないようです。
ただ、表書きに同じ大きさの四文字が並ぶのは縁起が悪いとされていますので、中央に「御祝」と大きく書き、その右横に少し小さく「御結婚」が並ぶようにしましょう。
贈り主である自分の名前は、水引より下の中央に書きます。上の「御祝」や「寿」よりも小さめに書いてくださいね。“のし紙”の場合は表書きも印刷してくれるはずですので、お店の方に相談してみるといいですよ(*^^*)
結婚祝いとして贈り物を渡すのは、いつがいいの?
贈り物は事前に渡せたほうが、相手にとって親切ですね♪もちろん結婚式や二次会の会場で渡すのがタブーだというわけではありません。
でも新郎新婦はクタクタの1日でしょうから、できれば荷物も減らしてあげたいですよね。どんなに小さな物でも、事前に会う機会をつくって渡してあげましょう。
もしも電化製品や食器など大きい物や重たい物、壊れやすい物なら、直接渡すよりも自宅に郵送したほうがいいですね。「結婚祝いを郵送したい」と伝え、住所を聞いておくとスムーズです♪
渡す、または郵送する時期は、結婚式の一ヶ月前くらいがいいという風潮になっています。新婚さんは新居へ引っ越すなど予定も多くなりますので「何日頃がいいですか?」と、日程と都合のいい時間帯も確認しましょう!
余談ですが、昔は「お祝いは遅いほうが良い」とされていたそうです。結婚となると、破談という事態だってなきにしもあらず、だとか・・・昔ながらの思慮深さでしょうか(´-ω-`)
また、贈り物は当日を避けたほうがいいのですが、もしも式にも二次会にも出席できないという場合には、電報やメッセージカードを結婚式当日の会場に送るのがいいですね。
今はバルーンやぬいぐるみなど電報のバリエーションも豊富なので、それだけでもかわいらしい贈り物になりそうです♪
その際は礼儀として、欠席の「謝罪」と、結婚への「お祝い」の言葉を添えてくださいね。謝罪といっても悪いことをしたわけではないので「出席できず残念でならない」旨を伝えれば大丈夫ですよ(*^^*)
まとめ
やっぱり贈り物は、心がこもっているのが一番ですよね。
その上で、きちんとした礼儀や習わしを身につけておけば、いざという時にも安心です。
相手や場所にふさわしい贈り物マナーで、多くの人に喜んでもらいたいですね♪
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